こんにちは。ベースポイントのさだです。

副業をやっている人は年収300~999万円台の人では2~3%しかいないという現実をご存知でしょうか。一方で年収が200万円未満もしくは1000万円以上の人は5%を超えており、倍以上の人が副業に取り組んでいることがわかります。今回はこの結果について考えていきたいと思います。

副業に積極的な理由

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年収200万円未満の人が副業に積極的な理由

これは単純に本業の収入だけでは生活が成り立たないというのが大きな理由ではないかと思います。ある種単純で当たり前な理由かと思います。

年収1000万円以上の人が副業に積極的な理由

これは2つの理由が考えられるのではないかと思います。1つはスキルや知識が豊富でリテラシーが高い人材のため、アイデアや行動力があり、色々とチャレンジをしているパターン。もう1つは高度人材のため、本業以外でも何かを頼まれたり、頼られたりすることが多いのではないかと言うことです。

副業に消極的な理由

一方で年収300~1000万円未満の人たちの副業が進まない理由として、本業で一定の収入を確保できていることが要因なのではないかという仮説です。本業以外で稼ごうとしなくても、生活ができるレベルでの収入は得られており、わざわざ他で仕事をするモチベーションが生まれないということ。また、この年収レンジの人たちは現場からマネジメント層の給与幅です。本業が忙しすぎるために他のことができないということも想像に難くありません。とはいえ、年収1000万円以上の人は収入源を増やし、多方面の経験を積み、人材としての市場価値をどんどん上げています。一方で、多様化している現代で一社のみの経験で市場価値を高めていくことは難しいケースもあります。さらに経験も固定化されてしまうため、市場価値の格差は今のままでどんどん広がってしまう可能性もあります。

これからの働き方

今後、本業・副業の垣根はどんどんなくなっていくはずです。どっちが本業で、どっちが副業という考えではなく、複数の仕事を一生懸命取り組める人が求められる人材となり、必要とされる人材になるはずです。前述の通り、現代は非常に多様化した時代です。働き方だけでなく、考え方・ニーズも多様なため、様々な経験・体験が自分の価値を高めてくれる可能性が高いです。1社専従ではなく、当たり前に複数の居場所がある働き方を考える時がきているように感じます。