こんにちは。ベースポイントのさだです。

いきなりですが、このグラフをご覧ください。

こちらですが、HR総研(ProFuture株式会社)が2016年に上場及び未上場企業の人事担当者229人に行なった社内コミュニケーションに関するアンケートの結果です。(引用:社内コミュニケーションに関するアンケート | HRPro

「社内のコミュニケーションに課題があると思うか」を聞いたところ、企業規模を問わず、8割近い企業が社内コミュニケーションに課題を感じているという結果になりました。毎日のように顔を合わせているにも関わらず、80%近くがコミュニケーションに課題を感じていると言う結果は、個人的にとても衝撃的でした。

コミュニケーションに問題がある関係はどこか?

同様にHR総研が行なった社内コミュニケーションに関するアンケートをみてみると、「部門間・事業所間」と「経営層と社員」に票が多く集まっていることがわかります。つまり、立場が違う人と同士のコミュニケーション・関係に課題や問題があると言うことですね。

同じ会社内にいても、取り組む業務が違えば、なかなか相手のことを慮ったり、配慮したりと言うのは難しいことが多いのは確かです。

例えば経理と営業。経理は営業のことを「ちゃんと手続きをしてくれない」と思い、営業は経理を「細かいことでうるさい」と思っていたり、というのはよくある話です。経営陣と社員でも社員は「社長は自分たちのことをよくみてくれない」と言い、社長は「こんなに色々やってあげてるのに」と言ったりしているのはあるある話です。

社内コミュニケーション不足の原因は?

基本的にこういった問題が生まれる背景は、コミュニケーションを取る機会と相手の仕事を知る機会の少なさが要員のケースが多いです。普段仕事をしていれば、自分の本業が忙しく、接点を持つことが少なくなるのは当たり前です。お互いは決していがみ合っているのではなく、お互いを知らないから揉めたり、関係が良化しなかったりということが多いのです。

まずはお互いのことを知ったり、話したりする機会を作ってみることが大事です。言われなくてもだと思いますが、当然同じ会社で一緒に働いている人同士ですので敵ではありません。むしろ仲間であるべき存在です。

知らないから距離を置く、ではいつまでたっても前に進むことはできません。ぜひお互いがお互いのことを知り合えるきっかけや仕組みを考えてみてほしいと思います。