こんにちは。ベースポイントのさだです。
先日、Twitterでこんなツイートが流れていました。
会議はタダじゃない。
弊社では、マネージャー30人集めて毎週報告会してる。
時給 → 3500円
会議時間 → 1時間
拘束人数 → 30人
会議費用 → 10.5万円/回
会議費用 → 42万円/月
利益率 → 10% 仮定
必要売上 → 420万円この価値を見出せる会議なら、
誰も文句言わないよね。— こんどう@ブラックな応援団長 (@lustcun) 2019年6月23日
このツイートを見ていかがでしょうか。会議の価値を考えさせられるツイートですよね。貴社の会議はここまでコスト計算されていますでしょうか?ここまでは難しいかもしれませんが、会議に対してのコスト意識はしっかりと持つことが大切です。
会社の会議はコストが掛かっている
パーソル総合研究所のリリースで「「ムダな会議」による企業の損失は年間15億円」という調査が発表されていました。
社内会議、打ち合わせに費やしている時間は当然役職が上がれば上がるほど、その時間が増えています。部長クラスになると434.5時間を費やしているのです。
週に換算するとこれだけの時間になります。
メンバークラス:3.1時間/週
係長クラス:6.0時間/週
部長クラス:8.6時間/週
さらにパーソル研究所では推計も行なっており、無駄会議による年間で15億円の損失ということです。
会議コストは費用ではなく、投資でなければならない
そもそも会議を行う目的は法人・組織であれば業績を上げるためです。
業績アップをもっと具体的にいえば、利益をあげるためのものですよね。
利益の算出式は「売上-費用=利益」です。
つまり、売上を増やすもしくは費用を減らすのどちらかを会議で実現する、もしくはその礎を作らなければ会議は必要ないものになってしまうわけです。
先ほどのツイートのように会議もしっかりとコスト計算をすれば、その会議がどれだけのコストを生んでいるかはわかります。そして、それ以上の売上アップやコスト削減に貢献していないのであれば、その会議は金食い虫になってしまっているわけです。
当然会議では直近の売上やコスト削減以外の議題で、新規事業や将来的な投資などの話もあり一概に利益算出は難しいかもしれませんが、会議に対してのコスト意識をしっかりと持つことは会議の質アップにも繋がるはずです。