こんにちは。ベースポイントのさだです。
先日、このような記事が日経新聞の夕刊に出ていました。
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本業生かし副業 営業・法務・経理からモデルまで
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32462610Q8A630C1MM0000/
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これまで副業といえば、アフィリエイトやブログなどネットでコソコソやるか、内職など作業系の仕事がが当たり前のイメージがありました。しかし、最近では本業とシナジーが生まれるような副業であったり、キャリアアップ・スキルアップに繋がる副業もどんどん増えてきています。今回のこの記事でも「エンジニア」「営業」「モデル」「法務」「経理」など、本業で培った経験や知識を生かせる副業がどんどん出てきています。
副業の新しい形
副業という言葉が一般的ですが、最近では「複業」という表現をよく目にするようになりました。どちらがメインで、どちらがサブという発想ではなく、どちらもメインの仕事としてしっかりとコミットしている人がが増えているのです。この考え方は、仕事として捉えれば当然といえば当然の発想です。副業でメインの仕事じゃないから適当で良いというわけではないですからね。どちらも本業のように取り組むという形はどんどん増えるのではないかと思います。
副業は人材の活用の目線で、企業も避けられない
副業に取り組みたい人は非常に多いです。そして、その副業をやりたい人を支援するツールもどんどん増えています。副業元年と呼ばれる今年。副業支援サービスは本当に多岐にわたっています。
これだけ副業がしやすい環境が出来上がると、当然ながら副業にチャレンジする人は増えます。これは企業側からすると、副業を受け入れないと2つの問題が発生します。
- 人材の採用ができない
- 人材の流出が止められない
つまり、副業をしていない会社=時代の流れに沿っていない会社と思われ、優秀な人材の採用が困難になります。また副業をしたいと思っている人材は、副業ができないという理由で他社に流れてしまう可能性もあるということです。
人材は企業経営において、最も重要なリソースです。このリソース確保・維持は、企業を成長させるためには不可欠なため、企業側も体制面を考えなければいけないというわけです。
副業の捉え方を変える
これまで副業は本業に支障をきたすものと考えられていました。しかし、Webが発展し、限られた時間でもチャレンジできる環境が整いました。そのような中で人材を自社だけで囲い込もうとすること自体がナンセンスです。これからは副業での経験も踏まえて人材をどう巻き込めるか、そういった視点・発想が求められる時代になってきたということです。