こんにちは。ベースポイントのさだです。

副業解禁のニュースを最近は目にしないことはないぐらい、ニュースでも多く取り上げられています。今回はその副業について考えていきたいと思います。

なぜ今、副業なのか?

元々日本の働き方は終身雇用、長時間労働が前提でした。これが意味するところは、「会社での仕事に集中しなさい」です。というよりも、集中せざる得ない=他のことをやっている時間がない、というところでした。

しかし、今働き方改革では、「長時間労働」「非正規と正社員の格差」「労働人口不足」を問題として捉え、改善を図っています。
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画像出典:5分で分かる「働き方改革」とは?取り組みの背景と目的を解説 | BOWGL

この働き方改革の1つに、「長時間労働の是正」があります。そして、そこで早く帰り時間ができたサラリーマンが副業に目を向け始めた、副業ができる余裕が出てきたと言うのが背景にあります。

また、国も長時間労働の是正だけでなく、「副業容認」を後押しを始めていることも、今後より加速する1つの理由です。

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政府は「働き方改革」として正社員の副業や兼業を後押しする。企業が就業規則を定める際に参考にする厚生労働省の「モデル就業規則」から副業・兼業禁止規定を年度内にもなくし「原則禁止」から「原則容認」に転換する。複数の企業に勤める場合の社会保険料や残業代などの指針もつくる。働く人の収入を増やし、新たな技能の習得も促す。

引用:正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H1D_V21C16A2MM8000/

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実際に副業をしたいと考えている人は多い

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画像出典:20代の正社員、8割が将来「副業をしてみたい」スキルアップ、自分で稼ぐ力を身につけたいという考え- 記事詳細|Infoseekニュース

実際に副業を考えている、やってみたいと考えている20代正社員は8割を超え、興味を持っている人が多いのは事実です。

副業はなぜダメだったのか?

副業はダメ”だった”と過去形で書きましたが、現状はまだ副業がNGの会社があふれています。これは社員が副業にばかり精を出し、自分の会社の仕事をおろそかにするリスクに怯えているからです。

ただ、裏を返せばこういった懸念が払拭できれば、副業を堂々とできるということでもあります。

これからの副業

これからの副業を考えれば、会社として受け入れざる得なくなることが増えます。その理由は、世の中が副業を受け入れ、求め始めているからです。

副業をすること・できることが当たり前になれば、会社としては副業を受け入れる体制が敷けていない状況が、会社にとってネガティブな要素になります。社員の採用・離職も増える可能性が高まるからです。

実際に、就職活動の現場でも、「御社では副業は可能ですか?」と学生から質問が出るようになったそうです。もちろん、副業をする側も本業に支障が出ないよう、しっかりと本業も努力する必要があります。

とはいえ、これからは本業・副業という垣根すらなくなっていくような気がしますが。。