こんにちは。ベースポイントのさだです。

最近、求人サイトのWantedly(ウォンテッドリー)や社内ブログ、Facebookなどで、「社内で勉強会開催しました!」「社内セミナーで○○さんをお呼びしました」的な投稿をよく見ます。私も以前いた会社で社内セミナー・勉強会が定期的にありましたが、あまり役に立たなかった記憶があります。苦笑 また周りを見ても寝ているメンバーがいたり、これでは意味がないですよね。

そこで、今日は社内セミナーを成功させるポイントについて、まとめておきたいと思います。

目的を共有する

Happy business coach consulting team in boardroom

最も大切なことは、なぜこの社内セミナーが開催されているのか、目的を共有することです。目的もなく、やる内容だけを告知されて、勤務時間後(18時以降)に集められたのでは、やる気のあるメンバーは良いですが、そうではない人は不満しか溜まりません。

このセミナーに参加して、何をえて欲しいのか、何を学んで欲しいのか。さらに、セミナーに参加した後、実務にどう活かして欲しいのか、まずは目的を共有しましょう。

また、目的が共有できないセミナーは開催しない方が良いです。

レベルを揃える

セミナーにおいて、特定の人には理解できて特定の人には理解できない、逆に特定の人には簡単すぎてつまらないなどいう状況は、社員のモチベーションを下げるだけです。

知識レベルなどは事前に揃えておかなければ、講師をする側も大変です。知識にばらつきがあるときには、事前課題を出すなどの工夫が必要になります。

アフタフォローを行う

社内セミナーや勉強会が機能しない最大の理由は、”やりっ放し”です。主催者側も開催することで満足、参加者側もいい話が聞けて満足。これが一番セミナーの効果がない運営です。

セミナーに参加しただけで、話を聞いただけで成果が変わるのであれば、誰でもビジネスを大成功させています。しかしそうはならないのは、受けた内容をもとに自分のアクション・行動を変えなければ成果は変わらないからです。そこまで責任を持って、行動を変えさせることが、主催者には求められるのです。

継続的に行う

上述の通り、単発でやりっ放しでは意味がありません。行動を変えさせなければダメなのです。そのためには、フォローももちろん大切ですが、定期的に行う事で意識づけを行う事が大切です。また、定期的に行う事で学ぶ習慣が身につきます。

まとめ

社内セミナー・勉強会を成功させるためには

  • 目的を共有する
  • レベルを合わせる
  • アフタフォローを行う
  • 継続的に行う

 

この4つを意識しながら行う事です。もっと簡単に言えば、繰り返しですがやりっ放しせずに、しっかりと行動変革・成果に責任を持って、開催する事が大切なのです。主催者は、メンバーの働く時間を奪っています。会社からすれば、利益が生まれないその時間をコストでしかありません。コストをしっかりと投資に変えられるよう、社内勉強会を活用していきましょう!