こんにちは!ベースポイントの笹田です。
本当に急に寒くなってきましたね。あの暖かだった日々は、遠い昔のようです。
最近は「残業問題」や「副業」など、働き方について色々な議論が飛び交っています。政府も「働き方改革」を進めていることは、良いことですが、どんなに働き方が変わっても、モチベーションが高くなければ、成果は出ません。そうなると、結局元の鞘に収まってしまうのでは?という疑問を持っています。
ということで、今日の話ですが、働くモチベーションについてです。あなたは、仕事を楽しく、元気に取り組めていますか?今、多くの人が今の仕事に疑問や不安を持っており、その結果密かに転職を考えている人も多いというニュースが出ていました。仕事のモチベーションを生む要因は色々あります。「報酬」「人間関係」「仕事そのもの面白さ」など、この要因は人それぞれです。ここに、良いも悪いもありません。ただ、仕事のモチベーションには、どの要因にも共通していることがあります。
仕事のモチベーションは、幸せな予測が立つか否か
仕事のモチベーションを決めるのは、自分が欲しているものが手に入るかどうか、未来の幸せな予測が立つかどうかで決まる、ということです。未来とは、人によってマチマチで、5分先を優先する人もいれば、10年後、20年後を優先する人もいるでしょう。どんなに高い報酬を積まれても、来月倒産する会社に残りたい、という人は多くないのではないでしょうか。それは、今よりも来月以降を優先している、ということです。今、どんなに楽しくても、ふとした時に、将来の不安「このままここにいて大丈夫かな」という不安が先立つと、不安な気持ちがどんどん強くなってしまうものなのです。
将来は今の積み重ねで決まる
この考え方は間違っていません。将来の自分は今の自分の積み重ねで決まるからです。今何もしていないのに、来年には大金持ちになれる、なんてことはありえないのです。このことを忘れてはいけません。
モチベーションが上がらない理由をちゃんと分析しているか
モチベーションが上がらない理由は、将来の見通しがたたないから、という話をさせてもらいました。ただ、このように書くと、会社の将来性ばかり考えてしまう人が多いのも事実です。実際に、転職理由ランキングでも「会社の将来性が不安」という理由で、転職されている方も多数います。
しかし、会社の将来も、経済の先行きも、世界の情勢も、全てを完璧に予測を立てられる人はいません。自分のことですら、わからないのは当たり前のことです。ただ、自分がやっていないにも関わらず、自分の外で起こったことを理由にしてしまえば、その場は楽ですが、最後は自分に帰ってきます。こうなってからでは遅いのです。
モチベーションがあがらないとき、大抵はちゃんと自分のことを振り返られていないものです。そんなときこそ、ゆっくりと自分と向き合ってみてください。そうすれば、今自分が何をしなければいけないか、が見えてくるはずです。そうなったときは、きっとモチベーションのことは考えていないです。早速、実践していきましょう!