仕事をしていて、1番の悩みって何でしょうか?
人間関係?収入?仕事の成果?色々あると思います。しかし、最大の悩みって時間のなさではないかと思う、今日この頃です。時間の余裕のなさが気持ちの余裕のなさを生みます。時間のなさが改善や検証することを阻み、結局同じことを繰り返してしまうのではないかと思うのです。
そこで、今回は「時間がない」という悩みを解決する時間の生み出し方についてです。
1)時間がない原因を探る
時間がないと言っている大半の人が、なんで自分に時間がないのかわかっていません。私の周りの人に「なんでそんなに忙しいの?」と聞くと、「なんか忙しいんだよね」という回答が帰ってきます。これは、自分が今、何に時間を奪われているかを把握していないのです。その結果、どんどんやらなければいけないこと、やりたいことが溜まっていき、ネガティブな気持になってしまうのです
時間がないと感じている人は、まず自分が何に時間を使っているのかをしっかりと知ることが大切です。
2)やらないことを決める
頑張って効率化を図っても、いきなり大きな時間は生まれません。その時にやるべきは、やらないことを決めるのです。忙しい人は、全部やろうとします。そのために、パンクしてしまうのです。
やらない方法は3つあります。
本当にやらない
その作業自体をやらないのです。なかったものにすることです。
他人に任せる
自分がやらなくても良いことは、他人に任せても良いかもしれません。実際、家事をお金を払ってやってもらっている人もいます。
後回しにする
いまやらなくても良いモノを後回しにする方法です。しかし、これはオススメしません。結局、やることが山積みになるからです。
3)最後に効率化
時間を生むために、メディアや本も出ていますが、これは一番最後です。原因を探って、やらないことを決めて、そこから残ったものを効率化しましょう。先に効率化をすると、本当はやらなくても良いものを直そうとしていたり、大きな原因ではなく、手前のちゃちゃっとできることばかりやってしまい、根本が改善されないということは多々あります。
4)繰り返し継続する
そして、このサイクルを繰り返し行いましょう。1回やったから大丈夫、ということはありません。自分の身の回りの環境は日々変化しているはずです。それにも関わらず、同じことをやっていては、最も良い時間の使い方ができるわけがありません。定期的にスケジュールを見直したり、自分のやりたいこと・やるべきことを整理したり、時にはタスクを全て書き出してみたりすることも良いでしょう。とにかく、惰性で続けることが最も非効率を生みます。
まとめ
見直し→切り捨て→効率化の繰り返しが、時間を生み出す唯一の方法です。一朝一夕でいくものではありません。繰り返しが大切なのです。ただ、「無駄をなくそう」とばかり考えてしまうと、気持ちに余裕がなくなってしまうこともあります。なんでもかんでも効率化すれば良い、というわけではないのです。自分と向き合いながら、自分のペースを見つけていきましょう。
時間がない、は事実ではなく、自分の捉え方です。何よりも大切なのは、今の自分が今の状況をどう捉えているか、ではないかと思います。