前回の講師シリーズを少し続けたいと思います。セミナーや勉強会の講師は、確かに大変です。準備から開催、フォローまで長ければ、半年。短くても1ヶ月ぐらいは、時間が必要です。
しかし、それだけ大変でも多くの方がチャレンジしているのには理由があります。
今回は講師をやってみてわかったことを5つのことをご紹介したいと思います。
相手はよく見ている
まず1番に感じることは、参加いただく方々は講師をよくみているな、ということです。これは私も参加者側に回ると確かに、と改めて思ったことです。
ちょっと自分が間違えたな、と思ったところに、参加者の顔には「?(はてなマーク)」が浮かんでいます。
それだけ、講師のその場に対する影響力は大きいものなのです。
自分がわかっていないことがわかる
こういった参加者の方々のリアクションやセミナー後などの質問、さらには自分の感じた違和感で、自分が”本当”にわかっていないところも気付くことができるのも、講師をやる大きな意味だと思います。
つまり、わかったつもりをなくすことができるのです。
相手が欲しているものがわかる
参加者のリアクションから得られるものとして、相手が欲しているもの=ニーズもわかります。これは、参加者の方々の話の聞き方や顔からわかります。
興味があることやもっと知りたいと思ってもらったところは、参加者の顔色が変わります。メモを取る量や姿勢も変わるのです。
こういった動きから、本当に求められているものが何かを知ることができるのです。
何をしなければいけないかがわかる
お客様から得た情報や学び、気づきは、自分の次のアクションにつながります。次のセミナー内容であったり、ビジネスのアイデアになったり。
参加者のリアルな声や空気は、ビジネスの大きなヒントです。
そもそも自分がやるべきかがわかる
私が一番やっていて、重要と感じることがこれです。
継続して開催する中で、本当に私がやる必要があるの?、私がやる意味は何?と自問自答できるのです。これは、自らアクションを起こさない限りは、なかなか気付くことができないことです。
セミナーを開くことは、直接お客様・見込み顧客の声を聞ける・肌で感じることができる大きなチャンスです。また、アウトプットの場があることで、自分の学びや成長のきっかけにもなります。
前にもお伝えしましたが、講師=すごい人という時代ではもうありません。自分が来ていただく方の役に立てる、どうしても伝えたいことがある、やってみたい、と言う気持ちがあれば、誰でもできます。
もしあなたがそんな思いを持っているなら、是非チャレンジしてみてください!