新宿貸し会議室・ノマドカフェBASEPOINTのささだです。
最近はワークライフバランスやダイバーシティ化、パラレルキャリアなど、カタカナばかりですが(笑)、働き方について考えられることが増えています。裏を返せば、それだけ今の働き方に不満があったり、現状の働き方に限界があると感じている方がたくさんいる、ということではないかと思います。
ということで、今日は「理想の働き方」について考えてみたいと思います。
隣の芝生は青く見える
他の人の話を聞いたり、自分と違った働き方をしている人を見るとカッコよく見えませんか。私はそのように見える時が多々ありました。
会社員でも早く帰れる人を見た時(私は社会人1年目、新橋にオフィスがあったのですが、18時くらいに新橋に営業から帰ってきて、駅からオフィスまでの途中ですでに出来上がっている酔っ払いのおじさま達にどれだけイライラしたことか。。。笑)
自分よりも給料が高い友人・知人の話を聞いた時。給料以外に、家賃補助とか、色々足し算して、自分の所得を計算して、年収を計算したこともありました。苦笑
また、フリーランスの人と話をしたり、起業をした人と話をしたりして、自分にないものを持っている人はよくみえるものですよね。
しかし、これが良くない。本当に良くない。自分が働く上で何が本当に大切かを見失ってしまう羽目になるからです。
他人が大切にするものと自分の大切にするものは違う
「働く上で本当に大切にしたいものは何ですか?」と聞くと、「やりがい」や「成長」という答えを就活生のほとんどが返してきます。そこから意地悪として、「本当は?」と2、3回聞くと、「お金」「勤務地」「3年後起業するのに役立ちそうな会社」など、本音が出てきます。
カッコイイことをどれだけ言っても、どれだけ語れても、結局本当に欲しいものを手に入れないと納得はいかないです。
欲しいものは変わることを理解する
とは言え、いろいろな世界に触れると、欲しいものが増えたり、変わったりすることは非常に良いことです。人が欲しいと思えるものは、結局知っているものの中でしか選べません。
私はよく例えば、幼稚園生のなりたい職業の話をしています。私は幼稚園のときは「サッカー選手」でした。幼なじみの女の子は「お花屋さん」「ケーキ屋さん」でした。小さい子の夢がみんなに似ているのは、こういった職業しかしらないからです。これは、大人になっても同じで、欲しいものは知っている中でしか選べないということです。
結局、理想の働き方って見つかるの?
ここからは持論なのですが、働くってそもそも自分が欲しいものを手に入れるための手段でしかないと思います。
私は社会人1年目馬車馬のように働きました。けど、そこに後悔も嫌だなと気持ちもありませんでした。なぜなら、成長している実感があったからです。当時はとにかく「成長したい」ということばかりを考えてやっていました。これをやったら成長できそう、新しいことだからやってみたい、そういう経験ができるなら、時間もお金も惜しくない気持ちでした。
つまり、理想の働き方を探そうとするよりも、自分が何が欲しいのかを、真剣に考えることから始めてみてはいかがでしょうか。自由が欲しい、お金が欲しい、家族との時間が欲しい、などなど誰もが欲しいものはたくさんあります。私も家族との時間ももっと欲しいですし、お金ももっと欲しいですし、欲張り人間です。笑
けど、1番欲しいものが何かを考えて、それが手に入る方法が何か、働く場所はどこが良いかを考えてみることも1つの方法です。
欲しいものが手に入る働き方は頑張れる
私は一度、退職をしたことがあります。退職が決まってから、1ヶ月はその辞める会社にいたのですが、この間の1ヶ月は本当に辛かったです。毎日毎日、早く18時が来ることを願う日々。私が幼稚なのもありますが、完全に頭が次に行ってしまっているので、なかなか元の職場で自分が欲しいものや得られるものを考えられなかったんです。
こうなると、モチベーションなんてあるわけがありません。苦笑
けど、お金が欲しい人がインセンティブが充実している会社なら、きっと頑張れるはずです。さらに、そのお金も使う目的ややりたいことが決まっていれば、なおさら頑張るしかないですよね。