こんにちは。ベースポイントのさだです。

フリーランス実態調査がリリースされており、今回はそのポイントを整理していきたいと思います。

フリーランス人口

日本のフリーランスは2015年913万人に対し、現在は22.6%増えて1,087万人。しかし、副業・複業解禁となった昨年と比べると、人数自体は減っています(2018年は1,119万人)

2015年:913万人
2016年:1,064万人
2017年:1,122万人
2018年:1,119万人
2019年:1,087万人

フリーランスの経済規模

フリーランスの経済規模は昨年20兆円を突破。今年もその規模は維持も成長率自体は徐々に低下傾向にあります。

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フリーランスの経験年数

実はフリーランス経験者で1番多いのはフリーランスを10年以上やっている人となっています。

半年以内:15%
2年以内:23%
2~5年:19%
5~10年:16%
10年以上:27%

ここ最近フリーランスになった人が増えたニュースは多いですが、実態はベテランフリーランスが主となっています。また私の周りでも一度フリーランスになった人、複業・兼業・副業を始めたが今は会社の仕事一本に絞ったという人もいます。現職や会社員に戻るという選択をする人も今は少なくないのも実情です。

フリーランスの年収

10万円未満:28%
10~50万円:17%
50~200万円:23%
200万円以上:15%
400万円以上:18%

これは副業で働く人や自営業や独立オーナーも含めた平均的な値です。副業で行っている人のデータを見ると、10万円未満の人が51%と半数を超えています。

10万円未満ということは月1万円も稼げていないということになり、思いの外収入が伸びないことを理由に副業を辞めるという選択をしている人も多いと聞いています。

もちろん自分で稼ぐ”事業”を作るので、一朝一夕ではなかなか行かないことも多いのも事実です。副業ではたらいている人の6割以上が週5時間程度の仕事量というデータもあり、この辺りのより短時間でしっかりと稼げる仕組みができると、副業ワーカーがより増える可能性もあると思います。

もちろんフリーランスとしての働く目的はお金だけでなく、スキルアップや成長、経験、また社会貢献など様々です。その人によって働く目的やモチベーションも当然異なります。この辺りも含め、また明日フリーランスの満足度やモチベーションについて見ていきたいと思います。