こんにちは。ベースポイントのさだです。
最近会議でこんなことがありました。
(ほぼほぼ意見が出揃ったタイミング)
上司:これで行こうと思うんだが、意見がある人はいるかな?
メンバー:(うなづく)
新入社員Sさん:今思ったんですけど、そもそもこれってなんでやるんですか?
メンバー:えっ
こういう人ってなぜか1人はいるんですよね。。
そんな話をこじらせる人について、今日は研究していきたいと思います。
話をこじらせるとは何か?
話をこじらせるとは、weblio辞書には4つの意味が書かれています。
- 物事をもつれさせる
- 解決をむずかしくさせる
- (病気などを)なおりにくくさせる
- (病気などを)悪くして長びかせる
要するに、解決に向かっていた問題を逆方向に持って行ってしまう人が、話をこじらせる人です。全体で良い方向にいきそうだったにもかかわらず、話をよりややこしくする人はいますよね。こういう人の特徴を考えてみたいと思います。
話をこじらせる人の特徴
話の本質をわかっていない
まずこういった話をこじらせる人は話の本質をわかっていません。また聞いていないことも多いです。なぜこの打ち合わせをしているのか、なんのためにこの会議をしているのかを考えずに発言をするため、話を面倒にすることが多々あります。
思いつきで話す
こういったパターンも多いです。話の前後の流れを考えずに、思いつきで話してしまう人も、話をこじらせてしまうことが多々あります。
先のことを考えていない
話の落とし所をつけようとしているのに、また話を0からにする発言をする人もいます。暗黙の了解でを見事に無視する人もいますよね。笑
話をこじらせる=悪ではない
意外と人は、空気を読み過ぎてしまって、話の目的を無視してよしなにまとめることを目的に話をしてしまうことがあります。これは良い部分もあれば、本当の目的とはずれた話になってしまうこともあります。こういった状況を打破してくれるのが、意外と話をこじらせる人の時もあるのです。
話をこじらせるからダメというわけではないのです。
話をこじらせる人との関わり方
話をこじらせる人が困るのは、話の前後の流れや文脈、目的を省みずに話をしてしまうことです。また相手への配慮がかけていることもあります。
お伝えした通り、話の目的を意図せず振り返らせたり、考えさせたりすることもあります。しかし、突拍子もない意見で、周りの人のこれまでの努力を無にしたような話をしてしまうことがあります。
そうなってしまってはせっかく意味のある提案でも、周りは受け入れることが嫌になってしまいます。そうならないように、周りへの配慮をしながら話をしてもらうことが大切です。自分ではなかなか気づけていないことが多いので、話のフォローを入れてあげたり、質問を通して誘導しながらそういった人の意見を引き出すことができれば、より良い打ち合わせ・会議ができるはずです。
大事なことは、ファシリテーターがその人の発言を避けないことです。是非、そういったメンバーの意見もうまく活かしながら、みんなが納得できる動き方をしていきましょう。