こんにちは。ベースポイント のさだです。

今日は台風の影響でJRが夜20時以降の首都圏の電車を止めるようですね。これは賢明な判断で都内で働く人も帰らざる得ない状況を作ったのは、身を守るためにも非常によかったのではないかと思います。まだ外にいる方は是非お早めにご帰宅くださいね。

さて、今日の話ですが、会議をしているようで会議をしていない会議の話です。

そもそも会議とはを定義する

meeting

会議とは関係者が集まって(一定の手続きにのっとり)議題について意見を出し、相談すること。その会合のことをさします。議題について「意見を出す」「相談する」ことが会議なのです。

しかし、会議が意見発表会・報告会になっているという話が散見されます。これでは会議というカタチをやっても、何もビジネス・事業が前進しません。

なぜ会議が報告会になってしまうのか?

会議が報告会になってしまう理由はいくつかありまうす。

  • 主体性がない=全てが他人事
  • 議論をするための情報を発信していない
  • リスクや責任を負わないようにしている
  • 空気を読みすぎて、意見をぶつけあうことを避けている
  • 発言力のある人の意見がつよすぎる など

このような状況が会議で意見を出すモチベーションを奪い、結果として会議が報告会になってしまうのです。

会議を報告会にしない方法

会議を報告会にならないようにするためには、まず会社の風土の問題があります。

会議で意見を出すことに嫌悪感が出ていたり、「俺のいう通りにしろ」というような上司の態度があるようであれば、まずはこういった空気・環境を変えることが重要になります。もっと言えば、意見を否定することを避けるべきです。

意見を否定されればされるほど、意見を出すモチベーションが奪われるわけです。議論は喧嘩ではなく、より良い答えを見つけるための相談です。

また相談をしてもらう側の情報発信も重要です。結果だけ伝えたり、自分の都合の良い情報だけを伝えたりするのではなく、しっかりと状況を伝えるとともに背景や自身の考えも伝えるようにしましょう。会議で否定・批判され続けた人は会議での発表で、誤魔化すような発表をしがちです。しかし、嘘に嘘を重ねた発表・報告が、どんどん自分にとっても辛くなってしまうのです。

繰り返しですが、会議は自社の事業を前進させるためのものです。ここで議論が起こらないことの方が問題です。会議のあるべき姿を見直して、事業を前進させるための会議にしていきましょう。