こんにちは。さだです。

先日、とある50代後半の女性と話をしていた時に、こんな話をしていました。

「来年は、私働き方改革をするわよ」

ちょっと印象的だったこのセリフについて、今日は考えていきたいと思います。

そもそも働き方改革とは?

働き方改革は、厚生労働省のページをみるとこのように書かれています。

「働き方改革」は、一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジであり、日本の企業や暮らし方の文化を変えるものです。
厚生労働省では、女性も男性も、高齢者も若者も、障害や難病のある方も、一人ひとりのニーズにあった、納得のいく働き方を実現するため、「働き方改革」の実現に向けて取組を進めていきます。

引用:厚生労働省

ポイントは、2つあります。

  • 一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジ
  • 納得いくの働き方の実現

つまり、「誰でも納得のいく働き方ができるようになること」が働き方改革な訳です。

働き方改革の具体的な取り組みについては、下記の図で非常にわかりやすくまとめてくれていました。

hatarakikata

引用:5分で分かる「働き方改革」とは?取り組みの背景と目的を解説

つまり、長時間労働や非正規労働・高齢者の就労が、現在の日本では働き方の自由度・納得度をさげていると考えられているということです。

長時間労働の問題は常に言われている

日本人は働きすぎだ、というのは、昔からよく聞くセリフです。

実際に働く時間が長くなればなるほど、働くことの満足度や納得度が下がることが多いのも事実です。しかし、一方で働くの好きすぎていつまでも働ける人がいるのも事実(私も後者のタイプです。笑)

この違いは、自分で決めているか否かという点が大きく影響します。

問題の根源は自分の裁量のなさにある

働き方の満足度・納得度が低いのは、自分で選んだ働き方ができていないからという考えを私は持っています。

残業をしたくてする、ではなく、しなければいけないからする
非正規で働きたい、というのではなく、非正規でしか働けない状況にある

このような自分が望む働き方ができない状況にある、自分でコントロールできない働き方に人は不満を覚えているわけです。確かに仕方がない側面もあります。しかし、それは会社を変えるという考えや周りの環境の変化に期待するだけでなく、自分から主張してみることも大事だと思います。

雇用主側は意外と働き手のニーズを理解していないということが多々あります。まずは、冒頭にご紹介した女性のように、主張してみることが働き方改革のスタートだと思う今日この頃でした。