こんにちは、ベースポイントのササダです。

だいぶ暖かくなってきましたね。気づけばもう3月ですからね。3月は年度の終わり、そして来月からはいよいよ新年度ですからね。新しいスタートに向けて、今回は読書について考えていきたいと思います。

読書は先人たちの疑似体験ができるツール

本は、著者の経験や調べた成果を、文字に書きまとめてくれたものです。つまり、自分がまだ経験していないこと、わからないこと、悩んでいることを、先に考えてくれた人の意見や体験を、疑似体験できるのです。出来る経営者ほど、本をたくさん読んでいるとはよく言われていますが、これも多くの本を読んで、自分だけでは体験しきれないことを、本を通して補っているのかもしれません。

本を徹底活用する3つのステップ

では、どうやって本を活用していけばよいのか、を考えていきたいと思います。

1度に3冊の本を読んで見る

まずは特定の分野について学ぼうと思ったら、同じジャンルの本を3冊は読んでみてください。3冊読む理由は、同じジャンルの本を読んでみると、同じことが書かれているはずです。その重なる分野やカテゴリーが、大事な部分ということです。その1番の肝になっている部分を把握すること、そして著者によって捉え方が異なる部分を知ることが大切なのです。客観的に、その分野を学ぶための取り組みです。

まずはやってみる

本を読んで終わってしまっては、ビジネスの成果は変わりません。成果が変わるのは、行動・アクションが変わったときだけです。なので、本を読んだら、まずは自分なりに実践をしてみてください。ただ、大切なことは、まずは書かれている内容をその通り真似してみることです。そうです、真似することが大切なのです。

守破離とは、武道などでよく使われる言葉があります。自分を成長させるためのステップとして、使われる言葉ですが、まず最初は「守る」なのです。言われたこと、学んだことを、素直にやってみることが大切なのです。我流が入るのは、その後です。

自分なりの言葉に変えてみる

やってみた後は、自分の言葉にすることが大切です。なぜ、自分の言葉にするのか、それは再現性を高めるためです。ビジネスでは、1回きりの成果ではダメです。継続して成果を出せるようにすることが大切です。そこでオススメしたいのが、自分が取り組んだことを自分の言葉に変換することです。

しっかりと取り組み、取り組んだことを振り返り、改善を重ねていかなければ、自分の言葉にすることは出来ません。だからこそ、自分の言葉にする必要があるのです。

どんな本を読んだら良いか悩んだら

ここまで、本の使い方をお伝えさせていただきました。最後に、どんな本を選べばよいのか、をお伝えして締めたいと思います。私がやっていることは2つです。

周りの人に聞いてみる

自分で読むべき本が選べないときは、周りの人に聞いてみてください。特に、自分ができないことを出来ている人や、その専門の方、詳しい人がどんな情報から学んでいるのか、を聞いてみてください。普段、自分が手に取っている本は、自分が興味を持てたり、読みやすかったりする本です。もちろん、取っ掛かりとしては良いのですが、より詳しく学ぼうと思ったときは、自分以外の視点から本を選んでみるのです。

ベストセラーを読んでみる

聞ける人がいないときは、まずはベストセラーを読んでみてください。多くの人に読まれたということは、それだけ読む価値があるということです。Amazonなどでは、レビューも書かれているので、チャックすると自分に合う本が見つけやすくなるはずです。

本はうまく使えば、自分のスキルアップのスピードをどんどん早めてくれるはずです。是非、本をうまく使って、成長してきましょう!