国内の正社員約1500人を対象に、ほかの会社やNPOなどで働く兼業(副職)を認める。会社の枠を超えて培った技能や人脈を持ち帰ってもらい、ロート自身のダイバーシティー(多様性)を深めるねらいがあるという。

この記事を目にされた方も多いのではないでしょうか。先日発表がありましたロート製薬の兼業OKの記事です。

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出展:国内正社員1500人、副職OKに ロート製薬_朝日新聞デジタル

広がるかも??兼業・副業OKの流れ

まだまだ、兼業・副業が認められている企業は少ないものの、徐々にこういった企業が増えてきているように感じます。実際に、Paraft(パラフト)という『働き方』を切り口にした求人サイトも出て来ており、これからも増えてくるのではないかと思っています。

在宅は厳しい??

一方で、多用な働き方の厳しさを露呈する記事も出ていました。

最近はクラウドソーシングで仕事をされている方も増えていますよね。私も以前、仕事のご依頼をさせていただいたことがありますが、1つの発注をかけたら、本当に多くの応募をいただきました。しかし、実態はこうなっていたのですね。

働く選択肢は増えたけれど

昔と比べ、正社員一択という社会ではなくなってきたように思います。しかし、自由と引き換えに、負担が大きくなりすぎる方も中には出て来ているのではないかとも感じています。

実際、兼業や副業がNGの企業の中では、兼業や副業により過労になることを懸念していることもあるようです。

一番大切なことは自分がどう働きたいか

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働く選択肢が増えた上で、今一番大切なことは、自分がどう働きたいのかをしっかりと考えることです。

しっかりと考えるとは、各働き方のメリット・デメリットを考えることです。その上で、自分に合った働き方を考えていくことが大切です。

例えば、こんな感じです。

正社員

メリット:安定的かつ継続して収入が入る
デメリット:働く時間が固定される・残業が多い

フリーランス

メリット:仕事の自由が効く
デメリット:現時点だと収入が下がる・不安定

契約社員+副業

メリット:収入を確保しつつ、自分のやりたいことができる
デメリット:将来の不安が残る

転職

メリット:自分の仕事につける可能性がある
デメリット:収入が減る・通勤時間が長くなる

実はこれ、最近キャリア相談を受けた方の実際の話です。自分がどう働きたいのか、どう仕事をしたいのか、これからどんなキャリアを築いていきたいのか、選択肢があるからこそ、各選択肢ごとに考えて、最後は決断することが大切です。

あなたはどんなキャリア・働き方を選びますか?