こんにちは。BasePointです。

今日はイノベーションについて、先日大学の先生と話をしてきたので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。

イノベーションとクリエイティブは違う

まず大前提として。混同している人が多いイノベーションとクリエイティブの違い。これを理解しておかないと、イノベーションをどんなに起こしたいと思っても実現します。この違いは何かというと、

イノベーションは市場に価値を産んで初めてイノベーション。クリエイティブは、アイデアを生むこと。

つまり、イノベーションは市場で認められ、流通して初めてイノベーションなのです。アイデア止まりではイノベーションとは言いません。

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イノベーションは掛け算で生まれる

イノベーションが市場に価値を産んで、初めてイノベーションである、ということをご理解いただけたところで、イノベーションは掛け算から成り立ちます。

専門知識×スキル×モチベーション

専門知識とは

何かを詳しく知っていなければならない、ということだけが、専門知識ではありません。繰り返しですが、市場に価値を見いだせなければイノベーションは実現しません。

市場に価値を生む=お金をお客様に払ってもらう、ということです。つまり、お金を払ってくれるお客様のことをちゃんと理解していることが大切なのです。専門用語をたくさん知っている、非常に詳しいというよりも、まずはこういった視点での、専門知識を持っていることが大切です。

スキル

イノベーションを実現するためには、頭だけではできません。実際にお客様の悩みを解決できる方法を持たなければなりません。その方法がスキルなのです。ただ、ずば抜けていなければならない、ということではありません。

お客様の困り事を解決できるか否か、その基準だけです。

モチベーション

とにもかくにも、最後はこれです。どんなに知識を持っていても、スキルがあっても、本気でやりたいと思えなければ、結局はイノベーションを起こすことはできません。

スティーブ・ジョブズはこんな名言を残しています。

イノベーションを起こすとき、人はときどきミスを犯す。だが大事なことはミスを直ぐに認めて、次のイノベーションを起こすことだ

イノベーションを起こすとき、人はミスを起こします。そこで諦めてしまう人が、イノベーションを起こせない人です。新しいことをしようとすれば、それだけわからないこと・見えていなかったことが起こるのは当たり前です。そんな中でも前にすすめるだけのモチベーションは不可欠なのです。

イノベーションを起こしたい、と思う人のよくある失敗例

知識やスキル先行型

自分の持っている知識やスキルで手っ取り早く儲けたい、とパターンです。これは、相手のことを一切考えず、自分のお金のことばかり考えているため、その結果失敗するというケースです。

モチベーションだけ型

気持ちだけではやはりイノベーションを実現することはできません。最低限でいいですが、最低限の知識とスキルは必要不可欠なのです。

まとめ

イノベーションを起こすためには、『知識×スキル×モチベーション』とお伝えしてきました。ただ、知識やスキルは最低限で良いです。実際にやってみなければ、本当に必要な知識やスキルも見えてきません。

まずやってみて、そこから本当に自分がやりたいこと、できることを見極めていくことが、実は最短でイノベーションを実現できるのです。さぁ、イノベーションを起こしましょう!