ちゃんと働くって、何なのでしょうか。

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最近、色々な会社を見てきて、これでよいの?と思ってしまったちょっとした例をご紹介させていただければと思います。

1回の打ち合わせに5人も10人も出てくる

営業で訪問をしたとき、1営業マンの訪問に対して、担当者が8人もいたときがありました。私が最も多くのお客様と相対した打ち合わせは11人です。笑

こんなにたくさんの方が出て来てくれたのに、何人いてもほとんど同じで、だいたい3人前後しか話しません。

打ち合わせは人数がいれば良いわけではないと思うのですが、関係者だからと、その関係の濃さは無関係に打ち合わせに参加しているのです。

もちろん数が必要な打ち合わせもあります。ここでの問題は、数が多いことでその場にいるけど、参加していない人がいるということです。

社内勉強会やセミナーで他の作業をしている

私の前職にも多数いましたが、セミナーや勉強会に集中できず、メールを打ったり、資料を作ったりしている方はいませんか?

気持ちはすごくわかります。

「その時間があれば、早く帰れるのに」
「仕事が山積みなのに」などなど、思うことはあるはずです。

こうなってしまっているのは、マネジメントに問題があるのか、現場の意識に問題があるのか、は別として、こうなってしまっては勉強会やセミナーが意味をなさないのは、誰しもが感じる部分かと思います。

ミーティングやセミナーで寝ている

言わずもがな。最低限起きていましょう。最低限です。。
人がたくさん集まる場では、他人に隠れることができる

私はベンチャーで数名規模の会社で働いたことも、1,000名以上の企業で働いたことも、どちらの経験もあります。この2つの大きな違いは、当然ですが社員の人数が違います。

少なければ少ないほど、1人の肩にのしかかる責任・負担は大きいです。一方で、人数が多ければ、簡単に他のメンバーに”埋もれる”ことが可能です。隠れることができるのです。

ミーティグや会議、セミナーの参加姿勢にも、この意識の違いが現れているのではないかと考えています。

その場にいるのであれば、意見を1回は述べよう

参加姿勢は、自分の意識の中で完結させていてはいけません。もちろん、前提として参加意識・貢献意識を持つことは大切です。

しかし、この見えない意識以上に、しっかりと”姿勢”を示すことが大切です。
姿勢の示し方は、会議やミーティング等に顔を出しているのであれば、1回は自分の意見を示しましょう。

ここでいう意見は、多数決のような数としての意見ではなく、しっかりと”声”をあげなければなりません。
参加して満足、その場に仕事をしているつもりになっていは、「ちゃんと働いている」とは言えません。自分の意見・考えを持って動いてこそ、ちゃんと働いている、といえるのではないかと思います。

それこそが主体性であり、イキイキと働くことだと思います。